-風化と風評-

震災から1ヶ月が過ぎ、最近TVで被災者の生活や原発の状況を見る事が少なくなった(通常の番組構成になった)。
我々が普通の生活を送ることは絶対的に必要ではあるが、現状から目を逸らす(忘れさせる)様に仕向けられているよ-に考えるのは、ちと猜疑的すぎるか?
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朽ちていった命-被曝治療83日間の記録-』 NHK「東海村臨界事故」取材班著 新潮社。
※タイトルクリックで、おおまかな内容を読む事が出来ます。
原発の事故により避難を余儀なくされている多くの方々、また原発の復旧に被曝覚悟で従事する下請けの関連企業の方々、ボランティア、自衛隊の方々の活動を見るにつけ、その方々を安全な場所からただ見ているだけで「今はこの事態を収束させるべく努力をしています。全力を尽くします」と言っている東電の社長、月給90万円らしい?保安院の面々、あんたらが被曝覚悟で作業してみれば?と言いたくなる。
「臨界事故」に戻るけど、当時先頭に立ち、医療チ-ムを指揮した東京大学医学部教授 前川和彦先生が、死亡した大内 久さんの死亡記者会見で、こう話された。
「原子力防災の施策のなかで、人命軽視がはなはだしい。現場の人間として、いらだちを感じている。責任的立場の方々の猛省を促したい」と。

今だ、反省の余地なしである。

※この事故で亡くなられた方は、83日間に及ぶ壮絶な闘病生活をされた大内 久さん(35)と、もう1人、同僚の篠原理人さん(40)闘病211日の2名でした。
読みながら涙するとともに、故人のご冥福を祈らずにはいられませんでした。
風化させるには悲し過ぎる事故です。
-You Tube-
検索すれば当時の番組などの動画を見る事は出来ます。
時として医療の場面においては、目を伏せざるを得ないほどの映像(写真等)が映し出されます。
自分も検索したモノを見ながら、思わず目を伏せたくなったのも事実です。
放射線被曝の恐ろしさを知って欲しい、だから見て欲しい反面、出来れば見ないでとも思っています。
間違っても小さなお子さんには見せないで下さい(コレが最悪の被曝と、そこから始まる地獄ですから)。


また、原発事故による風評被害については、出荷制限以外の食品は安全と言われても、最初の間違った情報によって、今だソレを神経質に嫌う側が居る事は、気持ち解からなくはないのだけれど、ちと悲しい。
いま我々に出来る事は、当然被災者の救済ではあるが、同時に地場産業の再興へも手を差し伸べる必要があると思う。当然、その被災地で作られた農産物、水産物、食品や工業品を買うことが、復興支援へと繋がるんだけど、コレもなかなか理解されないみたい。
「福島原発産」(そんなモン無いけど)じゃない限り問題無いって個人的には思ってるのですが・・(強要はしないけど)。

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岩手県 田野畑村産しいたけ、茨城県産ピーマンとレタス(茨城も風評被害があるんだって)。
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ちょうどコメが無くなりかけてたので、先日、22年度産の福島県産コシヒカリ30㌔をネットで注文、今日届いた(精米したら27㌔になった・笑)。
何時もは地元幸手産のコシヒカリなんですけどね-(味の違いがわかればいいのだが・自爆)。
※夕飯に炊いてみました。やっぱ美味い(コメの味が甘いです)。

と言う事で、相変わらず祈り、そして偽善してます(わはは)。



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by dad1st | 2011-04-24 12:56
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