模倣から美。

※三点支持・・機能的には、水面上に高く浮かせる事を前提に追求されたデザインであるが、実際に使うというレベルでの機能性(着水性他)は必ずしも完全ではない。さらには模倣性という点でもそうだ。イミテーション性(外観上の)に近付いているとは決して言えない。ところが、ソレを「作品」として見た場合、デザイン的調和性という点では最も調和が取れている(あるいは美しい)と感じるのではなかろうか・・。

                   『フライパターン・マニュアル』増沢 信二著 山と渓谷社より(ちょっと割愛してます)

寝る前にパラパラと読んだり見たりしてたら、上記の文面が目に止まった。
スタンダード・ドライ・・FFを始めた当初、このスタンダードって言葉の意味が全く解らず(巻いた方がいいとは言われたけど、何がスタンダードか解らなかったからね-)、困ってた事を思い出しながら(とあるお方に詳しく教えてもらってやっと解った・笑)、その後上記『フライパターン・マニュアル』でスタンダードの本来持つている意味性(機能・過程)に再度頷きながらそのページだけを何度も読み返してた(1度読み終えてはいるんですが、暇を見てはパラパラと読み返してますので・・)。
頷きついでに巻いてみたんですが・・(マテリアルはありあわせですので、悪しからず・笑)。
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もうちょっとアイ寄りにウイングを持って行くほうが正しいんだけど・・(いや-、手間がかかるのなんのって・笑)。

※ドライフライはハックルを垂直に巻いた時点、すなわち機能性を重視しはじめた時点で、静止状態のメイフライに対する外観的模倣性を失った。「諦めた」と言ってもよい。しかもハックルを厚く巻けば巻く程、模倣性からはどんどん遠ざかる。
「真似してダメなら、より美しく調和の取れたスタイルを」。
すなわち‘‘開き直り”である。
こうして出来上がったスタイルは紛れもなくデザイン的には昇華したものである。
しかし全く似ていないこのフライだが、極めて似ているモノがある。
あくまで‘‘印象”としてだが、‘‘飛翔中のメイフライ”である。
     
              『フライパターン・マニュアル』増沢 信二著 山と渓谷社より(こっちもちょっと割愛してます)

かっこいいフライを巻きたければ、スタンダードかな-。
但し、たとえ巻いたとしても使いどころが限定されてしまうパターンだけに(緩やかな流れに、そ-っと落とさないと・無理でしょ-)、自分のレベルでは渓流で使うことはまず無い。
でも、いつか使う時がくるかな- (使わないっぽいな-・笑)。

それにしてもFFって、奥が深い。
でそんなFFの世界をちょっとでも知るのもまた、FFの楽しみの一つだと・・(GWに釣りに行けない人間の独り言でした・ワハハ)。
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# by dad1st | 2009-05-02 12:27 | FF | Comments(4)